7110とうがらし

chick in wisteria 7110が何かを言っている

やりたいこと

 

「一度きりの人生、やりたいことやってこうぜ〜!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

そんな週刊少年ジャンプの主人公のようなテンションで高らかに言えないのである

そもそも、やりたいことってなんだっけ

どうして音楽をバンドを歌をギターを

 

 

 

 

 

 

 

 

勤め先で

自主課題を設定しましょう

みたいなやつがあった

 

これといって思いつかず

それでもどうにか出した自分の案は

なんかこう違うんだよな~という具合に却下されてしまい

 

 

そのあと

「ないとうくんは何かやりたいことはないの?」

と言われてしまった

 

 

 

 

 

 

 

そうだなあ

 

 

 

何がやりたかったんだっけな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔はゲームが好きだったから

ゲームを作れる人になろうかとか思って

大学も電気系の学科に入ったような気がするけど

プログラミングをほんの少し触っただけで

「あ、私は作る側じゃなくてやる側なんだ」

って思ってしまった

拒絶反応だった

その必修だったプログラミングの授業は

しっかり単位を落とした

 

 

小学校からサッカーをやってて

サッカーもやりたいなあとか漠然と思っていたけど

中学で腰痛を発症してしまった

引退間近ではあったので中学は乗り切った

 

 

人前でライブしたのも中学2年のとき

高校は軽音部に入ろうと思っていたが

親が「高校までは運動部の方がいいんじゃない?」

と言ってきて、なんか覚えてないけど

自分なりに納得したのか、サッカー部にまた入ることにした

 

 

 

 

しかし

腰痛でろくに動くことは叶わず

3年間いたけど

いわゆる公式戦でレギュラーどころか

ベンチにすら入ることができなかった

 

 

 

どうしてろくにサッカーできないくせに

部活をやめずに続けていたのだろうか

 

 

 

 

今思うと

大して「やりたいこと」がなかったんじゃねえかなと思ってしまう次第

 

 

 

 

あのとき軽音部に入っていたら

もっと早い段階でギターの知識を身に着けて

今より一層ガシガシ弾いていたのだろうか

もっと上手に歌が歌えていただろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あるいは

早いところ音楽に見切りをつけて

今頃違うことに没頭していただろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで

14歳で始めた音楽を

25歳の今になっても

続けられているのは

何かしらの因果があるはずなのだけど

 

 

 

 

言葉でうまく説明できない

のか

頭の中で整理できていない

のか

理解できていない

のか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少なくとも

音楽しかできないから、音楽をやっている

とは思っていない

他にもできることはそれなりにある、と思っているし

その中でもやはり「やりたい」から

今も音楽をやっているのだろうし続けているのだろう

 

 

 

「なんで」やりたいのか

というのがうまく説明できないけど

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日

鈴木実貴子ズを見ながら

 

 

この言葉達は恐らく

本だとか漫画だとか映像だとか

そうした表現方法ではなく

音楽だからこそ届けることができる

 

 

そんなようなことを思わされたのである

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の歌は

結局のところ

自分のことを歌っているものがほとんどで

 

 

たぶん

自分の事を知ってほしい、のだと思う

 

 

そして

一番聴いてもらえる媒体が音楽なのだと思う

 

 

 

エゴにまみれている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてライブするのは

 

 

 

 

俺はこうなんだけど、そう思いませんか?

 

 

っていうのを共感したい、

というか共感されたいのだろう

悪く言えば同情されたいのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ結局

こんな長ったらしい文章で

自由に書ける場所ですら

うまくまとめられないんですわ

 

 

 

日々思ったことを歌詞にして

ああかっけえなあと思う表現は音楽にして

 

 

誰かに聴いてほしいだけなんでしょう

 

 

 

 

 

 

 

それだけ聴くとしょうもないけど

 

 

自分みたいな人

自分に似ている人

自分と同じような考え方価値観悩みを持っている人

 

 

 

ひとりでも

聴いてくれたら

いい

 

 

のかなあ

 

 

 

 

 

 

 

このブログを書くのは

誰かに向けて書くというより

自分に向けて書く面が強い

心情の整理とでもいうのか

 

 

 

 

 

 

ツアーを経て

この記事を消し去りたくなるような

気持ちの変化が起こるかも、しれませんね

 

 

 

しばらくライブできるので

ライブハウスでちゃんと喋れるように

 

 

 

 

 

あー

 がんばりましょう、おれぼくわたし、 みたいな人