7110とうがらし

chick in wisteria 7110が何かを言っている

ねがいぼし

ねがいぼし使います、5枚

 

 

 

 

 

という感じで自分の山札5枚分の未来を前借りして

1つだけ今の自分に蓄えることができるとして

その5枚のうち何を持ってくるかって言うのは

その時その時の自分や相手の状況次第なのだけど

最終ゴールはひとつ、勝つ事(負けない事)である

勝つために、負けないために、

という目的のおかげで

選択肢を絞ることができる

もっというとねがいぼしをする時点で

欲しいものは決まっていて、

いかにしてねがいぼしで拾ってこれるか

という話でもある

 

 

 

 

 

トレーディングカードゲームの話になってしまったが

山札というのが、

その時点における人生ゲームのマスのようだ

 

順に上からめくったときに見られるその順序で

自分の未来が決められているような感覚

 

ここでねがいぼしであったり

クイックボールのように

山札の中間から特定のものを引きずり出すと、

山札をシャッフルすることになるが

ここでまた未来が変わっていくような気持ちもある

吉と出るか、凶と出るか

 

 

 

 

 

 

 

曰く人生のようだなとほざく

like a 人生とほざく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペルセウス座流星群をガン見できるとの事で

家から歩いてすぐの公園まで行って

グラウンドに寝転がって星空を見ていた

 

 

名古屋の空の星は見えないと聞かされていなかったし

見えないことも無いというには

見えすぎているぐらいしっかりオリオンをなぞれる

 

 

幸い2回ぐらい

間接視野で流れ星を見ることが出来た

人生で初めて見た

 

 

 

 

 

 

ねがいぼし、というのは

流れ星に向けて願いを込めるようなものだと思うが

流れ星は1秒と経たず流れては消えてしまったので

「あ」としか言えなかった

字の如く「あっという間」であった

 

 

 

 

 

 

 

それでも寝転がりながら

流れ星に願えたなら何を願おうか

などと考えにふけているところであった

 

 

 

 

もし仮に流れ星がとんでもなく遅くて

1分ぐらい流れ続けられるなら

大層な願い事もお祈りできそうなものである

 

 

 

 

 

 

 

と、いうところまで考えたが

いざ、じゃあ、流れ星が願いを叶えてくれます

となった時、何を願おうか

 

 

 

 

 

 

漠然とした願いはいくらでもであるのだけど、

いざひとつ叶えられるとして

何を選ぶのか

 

 

 

 

 

 

ポケカの世界だったら

必要札を揃えるためにねがいぼしは使われるという認識であるが

それも最終的には相手に勝つため

 

 

 

 

僕はといえばどうだ

最終的な目的とはなんだろう

勝つ?誰に?自分に?世界に?

これだけは達成したい、というものが無くて

宙吊りになっているような、未来

 

 

 

 

 

「強く望むことを 欲しいと望んだよ

夢の先なんて見たくもないから」

藤原基央も歌っていたわけだが

本当にそのお気持ちでしかない

 

 

 

 

 

 

 

1つでいいから

人生をかけられるようなものがある人

というのはとても強い人だと思う

そのために頑張ることができる

 

 

理由のない行動は弱いらしいが

理由のある行動が当たり前かと言うと

そんなこともないよなと思う

そんな、

何でもかんでも熟考して行動を起こせるほど

時間は遅く流れてくれない

それこそ

あっ

という間に流れる星のよう

ライクアシューティングスター

 

 

 

理由を持った行動が出来るようになれたらいいなと思う次第であるが、そのためには大きな計画が、夢が、希望が、なくっちゃ、これがなくっちゃ、活命茶

 

 

 

 

 

 

よし、

大きな陰謀が欲しいな、

今なら言える、流れろ、星

 

 

 

 

 

というところまで整理出来た頃には

星っ子1つとして流れなくなってしまった

 

 

 

 

 

 

家に帰った

とぼとぼと