7110とうがらし

chick in wisteria 7110が何かを言っている

魂の切り売り


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「ないとうの歌は魂を切り売っているようだ」

 

 

そんなふうに

サークルの先輩に言ってもらえたことがある

 

 

僕はその形容がとても嬉しく

先輩もたまに会うと

「まだ魂切り売ってんの?」

と聞いてくれたりする

きっとお互い気に入っているのである

 

 

だからそれをそのまま曲名にしたものを

今までライブの最初の曲に据えて

ファズファクトリーに轟音をよろしくしてもらいながらその中で

ただただひたすら喋るものである

「今から、俺たちの、魂を切り売る

ロックバンド、chick in wisteria始めます」

 

 

最近はスタートロールという曲で始めることが多くなった

この曲は「レンサショウドウ」という

去年アポロでやったイベントがあって

そのおかげで出来たような曲である

「連鎖衝動に身を任せて ここまで来た」

それの話はまたそのうちしよう

 

 

 

 

魂を切り売る

というのはよく

魂を削って、という表現で言われるイメージである

 

 

魂を削っているからあいつは凄い

あいつの歌は魂を削っている

 

 

 

でも俺は

みんな何やかんや魂を削って生きているやろ

とも思うのである

 

 

そんである時

記憶が正しければ

2のドラムのyuccoさんがツイートしてた

「魂を削るんじゃなくて費やしていきたい」

みたいなことを言ってたのが

もうとても良くて

 

 

 

だから俺の魂の切り売りは

魂を削るのではなく

魂を費やす、人に、時間に、環境に、自分に

そういうものでありたいなんて思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この2日間東京で見たものは

まさしく

魂の切り売りであり

それは双方によるそれであった、ような、感覚

 

 

 

 

名古屋に帰るバスにて

駄文でした

 

東京で相手してくれた皆さま

どうもありがとう!