7110とうがらし

chick in wisteria 7110が何かを言っている

文明の利器

早く頭の中の文章を即座に.txtで出力するandroidアプリを開発してくれ誰か


あるいは頭の中で鳴っている音をmp3で出力するアプリ



と言いつつも、アプリに頼らずに自分の手で、頭の中から掘り起こす作業を踏むからこそ生まれるものもある


よくある








今日も今日とてライブハウスにライブを見に来たけど
入場から開演までとか
転換の時間というのは
こうしてスマートフォンと向き合っている時間になる


周りを見渡すと
おそらく僕と同じように一人で来たらしい人は
僕と同じようにスマートフォンとにらめっこをしている



ひとりじゃない人達は何やら喋っている

聖徳太子だったら全部聞き分けられるのだろうか


そんな気は無いが





開演前とはいえ
開場したライブハウスは少し暗めになる

なので
画面が明るい人は目立つのだ



それを
他の人を見て体感しているため、
僕はライブハウスに来てスマホをいじる時、
まず自分のスマホの明るさを1番下に下げる
目立ちたくないからである








しかし今こうして文字をガシガシ入力しているさまは
誰かが見ていたら変な感じに見えるのだろうか
今こうしている文も見れてしまっているのだろうか
見えてますか






そんな


知らない人のスマホを覗き込むほど
皆、あなたには興味が無いですよ


という自己解決に至る









ライブを見に行き始めるようになったのは
大学生になってからだったが
ライブまでのこの時間
一分一秒たりとも無駄にしたくないというか
空気感もしっかり五感で焼き付けたいなどと思っていたのか
スマホは見ていなかった
というかロッカーに預けてたな








いつから変わったのだろう










まあでも
結局のところ
これが一番自分にとって過ごしやすい時間の使い方なのだろう






あーはじまる