7110とうがらし

chick in wisteria 7110が何かを言っている

let it go

世間一般における
「ありのまま」のイメージは
これなのだろうか



先日、chick in wisteria2本目のMV、
「ありのまま」をYouTubeにて公開させていただきました



まだ見てない方、
時間ある時にじっくり見てもらえたら幸いです


もう見てくれた方、
いつもいつも本当にありがとうございます



今回はこの「ありのまま」という曲について、
つらつらと書き連ねていこうと思います

結論ズバァン!
解説ドドドドみたいな
そういう伝え方が出来ない
不器用な人間なので、
グダッグダに長々と延々と
書き連ねていくことになるかと思いますが
そんな感じの心構えで
ここはひとつどうぞナニトゾ












この曲が出来たのは
2016年の8月末のこと


兄の結婚式の為にハワイに行っていたのですが、
帰りの飛行機に乗るべく空港に向かうバスの中で
突然、サビの歌メロが浮かんだのでした
まったくもって、ハワイアンな歌メロでは
無いと思うのだけど

その後日本に帰ってきたとき、
忘れられなかったそのメロディに歌詞を付け、
確か最初にサビだけ完成した記憶があるようなないような、
そこは忘れてしまった、忘れちゃったんならええか


その頃、サークルで後輩と弾き語りデュオみたいなのをやることになっていて、
ある曲を練習していたのですが、
かんっっっっぜんにその曲からコード進行諸々を拝借、して、まあ、その、インスピレーション、をいただきつつ、AメロやらBメロやらもろもろを考え、曲を完成させました



当時出来ていた曲が、
Monkey VS AI
ありきたり
なんとなく

という布陣で、
まだライブもしていなかったけど、
自分の中で『ありきたり』をライブの最後の曲として
やるビジョンが見えていたので、
そこに繋がるように『ありのまま』という曲名にしたり、
最後のラスサビで半音上げ転調するところを、
カポをずらすのではなく外すようにしたりしました

うぉいカポ外して上げ転調とか斬新〜やないか
と思っていましたが、
いつかの対バンでやってる人いたので
全然ふつうにあることなんでしょうね
いやー井の中の蛙カワズ


歌詞のテーマ、は、
歌詞で歌っている事そのまんま


AメロやBメロの歌詞は
その実めちゃくちゃ無責任な事を歌ってんなあとも思いますが
私の人間性の一部です
否、全部かも


Brian the sunも同じような歌詞を歌ってたなあと思ってAメロの歌詞は書いた記憶もある



サビの歌詞なんてまあどストレートだと思いますが、
皆「忘れないで」ってばかり歌うよな、と思っていたので、
それに対する、いわゆるアンチテーゼ的な事を
歌おう、とイキっていたのだと思います
そういう人間性なので



自分語りに拍車をかけると



いわゆるお勉強、というのを
昔は人より得意としていて
色んなことを覚えて生きてきましたが


いざ何年か経った時に、覚えていないことがいっぱいあることに気付き、
そんで、別にだからなんだ、
特になんもないやん、
みたいなことを思った記憶があるんですね


でもなんとなく覚えていることはあって、
それは会話の節々で自分の中から自然と出てくるんですけど
その一つ一つが、自分のキャラクターを成しているような感覚を覚えたんですね


詰まるところ、
その人を作るのは、その人が思い出せるものなのだと、

脳みそのキャパシティは限られてるんでしょうけど、
1人1人の経験がそれぞれ違うから、
1人1人のアイデンティティに成りうる、
みたいなお話、なんでしょうかね
めっちゃ現代文の作者の心情みたいになってきて嫌だなこの話



あとは、
これは特に自分がそう思うからということ、
それでいて自分以外の大体の人がそうだろ、
と思うこと


やらかしてしまった失敗とか後悔を
簡単に忘れられないんですよね
気持ちの切り替えもなかなか出来ない


でもそれを忘れずにいられたら、
次からそうしないように努力できるかもしれんな
という希望と、
忘れてしまってまた同じ失敗を繰り返せたなら、
多分生きていく上で支障がない程度の失敗なんだろうなというある種の開き直りと、

全部都合良く考えちゃってる節はあるかもだけど、
なるべく現実に沿って理想論を歌いたい、などと
烏滸がましく考えている次第でございます



どこまで何を書いたかよくわからなくなってますが、
文の推敲もしていない
とりあえずここまで読んでる稀有な方、あざっす



音源ではリードギターを割とガッツリ重ねていますが、
ライブで弾く箇所は間奏とアウトロぐらいですね

元々、chick in wisteriaはリードギターを入れて、
4人組バンドにしようかなと思っていた名残の所もあります

結局、自分で作ったギターフレーズは自分が弾きたい、となってスリーピースのまんまとなってますけど

そういや前にchick in wisteriaのコピーします、
と言ってくれた人達がいたみたいで、
コピーバンドサークルから生まれたバンドとしては
とても嬉しく名誉な事ですね
ぜひ、フォーピースでもコピーしてください
というかリードギターが弾きたい


話がトーマスばりに脱線してますが


先述した通り、
ありきたりに繋げるために作った曲なので、
サビのオクターブを重ねているところなどは、
ありきたりのリードギターと全く同じ進行(キーだけ変わってるけど)を弾いたり、
最初のサビではありきたりのCメロで使った
リバースディレイをふんだんに利用し、
忘れちゃった記憶が泡になって消えていく様な感じを表現している、



ということにしておきますわ


何にせよ言いたいことは、
リードギターのフレーズが
ありきたりとリンクするように
してるんだぜ、というお話



作詞作曲者としてのつらつらは
こんなもんですが、
へえそうなんだー程度に留めて頂いて
何だったら忘れて頂いても構いません、って感じですね





はい




この曲は、お客さんはもちろん
対バンの方やライブハウスのスタッフさんからも
気に入ってもらえて、
いい曲だね、と言ってもらえたり
ふとした時に歌ってもらっちゃったり
ありがたいお話でございます



特にそれを感じたのが
六犬と立川BABELとの交歓イベントで、
あれからありのままという曲が持つ強みを
より引き出せるようになった感覚があるのです


反響をいただけたから、より曲の良さが増したのです
曲が成長する、というのをひしひしと感じました

それは、その曲が自分以外の誰かに届いたからだと思うし、
そうして曲が育っていくのを見たいから、
人前でライブをすることに意義を見出しているのかもしれません、ね



きっと、すぐに歌える歌だと思います
楽器はすぐに奏でられないですけど、
歌ならすぐに歌えると思います
その体ひとつで


どうか忘れられなかったら、思い出しちゃったら、
そん時は一緒に歌ってください










などと言っているこれを書いている自分も、
時間が経ったら別の人間になってしまうのかもしれませんね、まぁ無責任オブザイヤー



それでも、自分にとって大事に出来るものだけ、
大事にしてもらえたら、それで良いでしょう


f:id:seventy_one_ten:20190119000616p:plain


見てね!
ライブも遊びに〜
来てね!

はい